香川大学では、平成28年熊本地震で被害を受けた被災地支援のため、2回にわたり学生ボランティアを派遣しました。第1回は、平成28年7月15日~17日の日程で益城町と大津町に、第2回は、平成28年10月7日~10日の日程で南阿蘇村に派遣しました。
その報告会を、平成28年12月18日、香川大学幸町北キャンパス415講義室において開催しました。本報告会には、学内外より約50名の参加がありました。
報告会では、柴田副学長より開会挨拶があり、第一部を開始しました。まず指導教員として現地で活動した井面教授より「大学としてのボランティア活動の目的?役割」と題して、今回のボランティア活動が、学生にとって貴重な体験の場であったことが報告されました。続いて、学生代表2名より、「香川大学での防災活動紹介」と題して、香川大学防災士クラブの活動や機能別消防団の活動等の紹介の後、益城町で熊本地震を体験した学生からの報告があり、その後、学生代表4名による第1回の活動報告、学生代表6名による第2回の活動報告として、被災地でのボランティア活動についての報告がありました。
第二部として、被災地で連携して活動した熊本大学の学生を招き「発災後の学生としての役割」と題して報告していただきました。続いて、同じく被災地で連携して活動した、東海大学の学生より、「学生と住民との繋がり」と題して報告していただきました。
第三部として、学生代表が、「今後の学生災害ボランティア活動について」と題して、意見を述べました。続いて、指導教員として現地で活動した長谷川教授が、「被災地支援と受援体制の課題」と題して、これからの香川大学の学生ボランティア支援等について意見を述べました。
最後に、白木副機構長の挨拶で閉会しました。
香川大学では、今後も学生が行うボランティア活動を支援して参ります。引き続き皆様方のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2016年12月26日