香川大学は今年2019年に創立70周年を迎え、創立70周年記念事業の企画第一弾として
「瀬戸内国際芸術祭2019 香川大学参加記念シンポジウム」をサンポ-ト高松かがわ国際会議場で開催しました。
北川フラム瀬戸内国際芸術祭総合ディレクタ-を招いて、「瀬戸内国際芸術祭と世界の動き」と題して基調講演があり、今回で4回目の開催を迎え、今や世界中から注目を帯びるまでになった瀬戸内国際芸術祭の歴史などが紹介されました。今回初めての作品出展で参加する香川大学がこれからの瀬戸内国際芸術祭の拠点となり、プラットフォームとなるよう激励がありました。
また、特別対談では香川大学筧善行学長を進行役に「これからの瀬戸内とア-ト」をテ-マに、北川フラム氏と
日比野克彦氏(東京藝術大学美術学部長)で議論が行われ、アートのもつ役割がますます大きくなっており、地域が元気になるきっかけになっている、アートと人との繋がりについて、医療も福祉も近いものがあるとし、アートは社会を救う糸口になるのでは、とこれからの瀬戸内の未来の可能性を示唆されました。