香川大学教育学部附属高松小学校 縦割り学級 赤１組では、四国遍路についての学習を通じて、様々な「ひと?もの?こと」と関わりながら異学年の友達と協力することや、四国遍路に関わる地域の文化の魅力を、より多くの人に広げようと学習しています。また、世界遺産登録に向けて地域のムードを高めようとしています。 子どもたちは７月に志度寺にて実際にお寺での参拝方法を住職からレクチャーを受け、お遍路についての理解を深めてきました。11月には小豆島八十八カ所霊場のうち、池田周辺の８カ所を歩いて巡り、約10kmの歩き遍路体験を行いました。歩き遍路の大変さとともに、自然の美しさや地域の人々とふれあえる遍路文化を、身をもって経験しました。 この度、その遍路文化継承やお遍路さんとの交流活動を行うために、四国霊場第88番 札所大窪寺、第86番札所志度寺にて、NPO法人「遍路とおもてなしのネットワーク」の方と一緒に、お遍路さんへのお接待体験を実施します。子どもたちの手作りのメッセージカードや折り紙工作などを、お遍路さんに手渡したり、インタビューしたりする活動を行う予定です。少しでも多くのお遍路さんに、おもてなしができるよう取り組んでいきます。