本学リキャリスキル教学センターでは、社会人大学院生の学びの姿を広く発信し、社会人の学び直しやリスキリングの魅力を伝えることを目的として、12月18日(水)、創発科学研究科に在籍する社会人大学院生と上田夏生学長との座談会を開催しました。

上田学長から、「業務経験を学問的に再構築し高度化させること、多様な学びの共有を通じて、新たな視点等を形成していくことは大学院の学びの中で中核的な価値を持つものである」と語られました。また、「この座談会で社会人大学院生と大学院の新たな可能性について意見交換を行い、多くの示唆が得られることを期待している」と述べられました。

その後、座談会に参加した大学院生から自己紹介を行い、「生涯、研究を続けたい」という強い思いから大学院進学を決めたことや、家族や職場の理解と協力が大きな支えとなったことなど、具体的なエピソードを交えて語られました。

さらに、創発科学研究科で学ぶメリットとして、研究環境や設備が充実していること、図書館を通じた文献研究が可能なこと、学部生、先輩及び企業の関係者等のネットワークがひろがったこと等、入学を通じて得られた学びの刺激が挙げられました。

学長から「文理融合を掲げる創発科学研究科での学びを通じて実感したことは?」との質問が投げかけられると、参加者は「入学した院生の多様性により、文理の垣根を超えた学びの刺激を受けた」、「自身の専門分野では解決できなかった課題が他分野の視点から解決できた」など、学び直しを通じた新たな発見や成長について熱く語りました。

参加者から「自分が学びたいことに興味関心があれば、是非一歩踏み出してもらいたい」と、これから大学院進学を検討する社会人へのメッセージが送られました。

この座談会は、参加した大学院生にとって、学長との率直な意見交換ができる貴重な経験となりました。また、本学リキャリスキル教学センターにとっては、本学大学院を目指す社会人大学院生の増加に向けて、社会人大学院生の生の声を本学内外に広報することを通じて、リスキリング?学び直しの魅力を伝える機会となり、大いに有意義な座談会となりました。?

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発言する創発科学研究科社会人学生