5月6日(金)から10日(火)まで、中国の北京と山東省済南で開催された「日中大学フェア&フォーラムin CHINA 2016」に、本学から田村農学部教授が参加しました。

この「日中大学フェア&フォーラムin CHINA 2016」は、国立研究開発法人科学技術振興機構中国総合研究交流センターと中華人民共和国教育部留学服務中心により開催されたもので、日本留学を目指す中国の高校生?大学生だけでなく、研究開発に関心を持つ大学関係者及び企業関係者に対して、日本の大学のプレゼンス向上を図るとともに、優秀な人材の獲得と日中間の研究協力および産学連携の強化を目指しています。

初日の5月6日には、「日中大学フォーラム」が開催され、「世界最高レベルの大学を目指して ~高等教育と研究開発の両立をめぐって~」と題して、2001年ノーベル化学賞受賞者である野依良治 科学技術振興機構研究開発戦略センター長による特別講演や、「大学における教育と研究の両立をめぐって」、「世界最高レベル大学の条件とグローバル人材の育成」の2つをテーマに、日中両国の代表的な大学学長や研究機関関係者により、世界一流大学の構築、高等教育機関における人材育成及び研究開発などについて、パネルディスカッションが行われました。

また、5月7日、8日(北京)、5月10日(済南)には、「日中大学フェア」が行われ、参加大学が、中国の大学との協力関係強化や中国人留学生の獲得を目指してそれぞれの大学の魅力を紹介するとともに、最新の研究や産学連携の成果を展示し、来場する中国側の大学?企業関係者に広報活動を行いました。

本学も展示ブースを設置し、留学情報だけでなく大学の主要な研究である「希少糖」や「機能性食品開発」に関する研究資料を展示し、多くの参加者がブースを訪れました。

展示ブースを訪れた参加者からは、本学の学部、大学院の特色や授業料、入試制度等について質問があり、田村教授による熱心な説明に、興味を持って耳を傾けていました。