※3月16日に実施される講座の講師が変更となりましたので、ご了承ください。
時間:13:30~15:00
場所:サンサン館みき(香川県木田郡三木町大字氷上2940-1)
定員:60名程度
※どなたでも受講して頂けます。受講料無料。1回限りの受講も可能です。
※なお、受講は事前申し込みが必要です。サンサン館みきまでお申込みください。

内容
講義内容 希少糖(レアシュガー)とは、自然界に微量にしか存在しない糖のことで、さまざまな生理機能が発見されています。プシコースやアロースは希少糖の一種です。三木町で生まれた希少糖の作り方、性質や可能性、使い方などについて、それぞれの角度からお話します。 )
第1回 2月16日(月)「希少糖から学ぶ」
人は太陽の光エネルギーを利用できず、日焼けをします。植物は太陽の光エネルギーを糖にとじこめます。その糖を人は食べて生きています。 糖についての研究は終わっていると思っていました。だから、自然界に少ししか存在しない「希少糖」には、誰も見向きもしないでいました。ところが「希少糖を作って」研究してみると、予想しなかった性質がどんどん見つかってきました。希少糖の作り方と同時に、希少糖から学んでいることについて紹介します。
講師: 何森 健(香川大学特任教授)
第2回 3月2日(月)「希少糖プシコースを用いた美味しく、体に優しい食品の開発」
砂糖は食品に甘さを与えるだけではなく、食品加工の上で大きな役割をします。高カロリーの砂糖などを過剰摂取することにより生活習慣病を引き起こします。食品の良い加工性、嗜好性を有する低カロリーの糖が求められています。D-プシコースは砂糖の70%の甘さを示すノンカロリーシュガーであり、様々な健康効果を示します。そこで、D-プシコースを食品素材?甘味料として食品加工に用いた時に発揮する優れた加工性と嗜好性について解説します。
講師:早川 茂(香川大学理事?副学長)
第3回 3月16日(月)「希少糖で健康増進を」
希少糖には人に対しても良い働きを持つことがわかってきました。プシコースには食後の血糖値の上昇を抑える作用や、肥満の予防につながる作用があることがわかりました。 アロースには、抗酸化作用や、癌細胞が増えるのを抑える作用が見つかりました。これらの希少糖を上手に使うことで、生活習慣病を予防?改善し、多くの人の健康増進に繋がる「新しい食生活」を提唱できると思っています。
講師:山口文徳(香川大学医学部准教授)


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