食品関連廃棄物（魚や家畜由来の骨、もみ殻等）を再資源化し、魚や家畜由来の骨ともみ殻から有害物質吸着材を作製し、また、六価クロムの無害化を可能とする食品関連廃棄物も発見しています。前者については、魚や家畜由来の骨を用いることで、水に混入した多数の重金属類や放射性物質の吸着に成功しており、特許取得ならびに申請中のものがそれぞれ1件あります。後者については、六価クロムの無害化を可能とする食品関連廃棄物を発見し、本件についても特許を申請中です。こうした材料を用いることで、飲料水となるヒ素等重金属を含む地下水を簡易かつ安価に浄化できるほか、東京電力福島第一原子力発電所のアクシデントによって流出した放射性物質（β線類）によって汚染された水などの浄化も可能となります。
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担当者
吉田 秀典
区分：教員
職名：教授
所属：創造工学部
学外パートナー
株式会社アムロン