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気候変動にともなって、アジアでもさまざまな時間空間スケールでの降水(雨)の極端化が懸念されています。アジアにおける降水メカニズムを解明し、気候変動による将来予測と防災、持続可能な発展に資することを目的とした国際プロジェクト「アジア降水研究計画 (AsiaPEX)」に、本学も中心となって参画しています。特に、インド亜大陸北東部のバングラデシュやインド北東部諸州のメガ洪水や、土砂災害、サイクロン、巨大積乱雲群によるストーム等のメカニズムの解明と気候変動予測に力を注いでいます。現地に雨量計や自動気象観測装置を展開したり、高層気象観測を実施するなど、現地研究者も巻き込む共同研究を進めており、数カ月前のエルニーニョの影響による豪雨の予測や、人工衛星から観測された雨のデータの正確さの検証などの成果をあげています。

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担当者

寺尾 徹
区分:教員
職名:教授
所属:教育学部