シナアブラギリから採れる桐油は、乾性油であり、塗料や印刷インク、油紙の材料として用いられています。桐油は、化石燃料が進出する以前の生活においては非常に重要な植物油脂でしたが、石油、石炭などの輸入により、灯油としての需要は全く無くなり、日本ではほとんど生産されていません。私たちは、シナアブラギリの栽培を中山間地域で復活させ、中山間地域を活性化できないかと考え、シナアブラギリに含まれる化学成分やバイオディーゼル燃料(BDF)などへの新たな利用方法について研究を行っています。
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担当者
鈴木 利貞
区分:教員
職名:准教授
所属:農学部