多くの植物病原菌は、エフェクターと呼ばれる病原因子を宿主細胞内に注入することにより作物等に病気を起こします。本研究では、エフェクターおよび関連する病原因子の病原性発現メカニズムを酵母などを用いた機能解析により明らかにすることで、病害を分子レベルで解明し、将来的には病害の防除法の開発などに役立てることを目的として研究を行っています。特に最近は、香川県において重要な農産物であるオリーブに対する病害を引き起こす病原性細菌を分離し、ゲノムレベルで解析することで、病原菌の由来やこれらの農産物に対する病原性の発現メカニズムを明らかにすることで病害の防除に役立てることを試みています。

https://www.ag.kagawa-u.ac.jp/mtabuchi/index.html
https://www.ag.kagawa-u.ac.jp/?research=%e7%94%b0%e6%b7%b5%e5%85%89%e6%98%ad%ef%bc%88%e5%bf%9c%e7%94%a8%e5%88%86%e5%ad%90%e7%b4%b0%e8%83%9e%e7%94%9f%e7%89%a9%e5%ad%a6%ef%bc%89

田淵　光昭
区分：教員
職名：教授
所属：農学部

香川県農業試験場