低年齢化するインターネットの利用において、危険を回避して利便性を享受するための情報モラル教育が小学生に対して必要視されています。

 香川大学の学生で構成するサイバー防犯ボランティアSETOKUが教育活動の一環として今年度、高松市立小学校4校でセキュリティ授業を行いました。高松市少年育成センターと連携し、トレンドマイクロ株式会社の支援を受けて2022年度から始めたもので、これまでに12回実施しています。

 児童に身近となったインターネットにおける「ネット課金」「炎上」「SNSなどネット上の出会い」を取り上げ、それぞれ仮定したトラブル学生が演じて、どこで間違えたのか、何がいけなかったのか児童が自発的に話し合いました。

 「危険を知った上で正しいインターネットの使い方を学ぶ」ことを狙いにした授業で、児童からは「インターネット上に書き込んだことは一生消せないのが分かった」や「知らない人と勝手にやり取りしてはいけないことが分かった」という感想が寄せられました。

今年度は、高松市立川東小学校、前田小学校、牟礼南小学校、鬼無小学校の全4校で実施

参加学生:
教育学部
 玄馬久那愛、真鍋舞、平尾春菜、岡和奏、石田円花、出口愛望、中野一雅、山名天音
創造工学部
 永江秀羽、佐藤璃音、田宮遥奈、藪内瑞生、橋本歩佳、小野梓紗、小川紗季

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