低年齢化するインターネットの利用において、危険を回避して利便性を享受するための情報モラル教育が中学生、高校生に対しても必要視されています。
香川大学の学生で構成するサイバー防犯ボランティアSETOKUが教育活動の一環として今年度も高松市立小学校を対象にセキュリティ授業を行いました。本活動に関心を持った香川県小豆島みんなの支援学校からの要請を受け、中学部、高等部の生徒6名にインターネットセキュリティ教室を12月11日に実施いたしました。
学生に身近となったインターネットおける「SNSでのやり取り」というテーマで、SNS上での言葉の会話の中で仮定したトラブルを学生が演じて、どんな気持ちになったのか?嬉しい気持ちになった?悲しい気持ちになった?などを、生徒と共に話し合いました。
今回、新たな取り組みとして、創造工学部4年生の学生がLINE AIチャットbotを作成し、サイバー防犯ボランティアSETOKUに所属する教育学部メンバーが自ら作成した教材を用いて体験型の授業を行いました。
授業を受けた生徒からは「インターネットを使うことが学べた」や「中には悪い人がいるから気をつけることが分かった」という感想が寄せられました。
アイスブレイクで、お互いの緊張をほぐしてから授業がスタートしました。
学生が作成したオリジナル教材を使い、SNSでのやり取りをクイズ形式で説明しました。
LINE AIチャットbotを使って、相手が嬉しい気持ちになる言葉、悲しい気持ちなる言葉を入れてみて相手の反応を体験してもらいました。
ワークシートへ記入は大切なポイントをシールにして貼り付けてもらいました。
インターネット授業後、生徒からお礼の言葉をいただきました。
参加学生:
教育学部
玄馬 久那愛、真鍋 舞、平尾 春菜、岡 和奏、石田 円花
創造工学部
宮内 政宗